フォームとアルミガラスクロスの複合
フォームの耐熱性や難燃性を向上させるために、表面にアルミを貼ることがあります。
一般的に、アルミ箔の溶融温度は650℃、裏打ちされているガラス繊維の軟化点は840℃と言われており、フォーム表面が瞬間的に高熱にさらされるような場合に、写真のような複合材が用いられることがあります。
発泡樹脂はウレタンフォームに代表されるよう、有機系のものが多く、耐熱性が求められる用途によっては、高価なシリコーンやフッ素などの無機系材料で対応することが一般的ですが、このような複合品で対応することもあるようで、そのような工夫が面白いですね。